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  • 2014.03.25 Tuesday
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映画評「人のセックスを笑うな」


評価:
---
Happinet(SB)(D)
¥ 4,242
(2008-07-25)

挑発的なタイトルで以前から気にはなっていたがいい意味で裏切られた。


2008年公開。永作博美・松山ケンイチ主演。
そういや、松山ケンイチの出る映画(というか作品)に触れるのは初めてだ。
『NANA』『男たちの大和/YAMATO』『デスノート』シリーズなど結構活躍してるのだなあ。


ストーリー

季節は冬。地方の美術学校に通う生徒であるみるめ(松山ケンイチ)、
えんちゃん(蒼井優)そして友人の堂本(忍成修吾)。
三人が軽トラックで早朝走っていると、裸足の女に車道で出会う。
終電を乗り過ごし靴ずれで、靴を捨ててしまったというその女を荷台に乗せ、
途中まで送ってあげる三人。
数日後、喫煙所でみるめはその女と偶然の再会を果たす。
彼女の名前は、ユリ(永作博美)。リトグラフの非常勤講師だった。
みるめはユリから絵のモデルを頼まれ、彼女の部屋に行くが
言われるがままに服を脱いで、関係を持ってしまう。
甘い甘い、睦言。
付き合い始めの二人のいくら貪っても飽きないキスとか、
お馬鹿なのどかなやり取りとか。
二人の関係を堂本を介して聞いたえんちゃんは、みるめへの淡い恋心ゆえに苦しむ。
そしてひょんなことから、みるめはユリに夫がいることを当人から知り
ショックを受ける。
19歳のみるめと39歳のユリ。
この恋はどうなってしまうのだろう。奔放で無邪気なユリは
「みるめくんとは遊びですか」と問い詰めるえんちゃんに言う。

「だって(みるめちゃんに)触ってみたかったんだもん」

みるめを心配するえんちゃん。
友人の堂本が彼女のことを心配しているのに気づくには
今はあまりに余裕がない。
そして恋は淡々と終わりと始まりを迎える。


ダッフルコートが似合う、人恋しくなる季節感。
冬の田舎町の普通の空気を、すごく清涼にカメラが捉える。
土手をみるめとユリが自転車を二人乗りするシーンも本当に微笑ましい。
タイトルのような過剰な見せ場も、盛り上がりもない、
情事を済ました後の恋人たちが戯れるクスクスした悪ふざけや
気を許した空気がとても自然で、可愛らしい。
本当に日常にフィットした切ない恋愛が
妙に胸に刺さる。
人の形だけそれに相応しい恋愛の模様があって
良いも悪いもないんだろうなあ。
しかし、ユリ(永作博美)は本当に小悪魔的だ。
自分がしたいことに忠実。
好きになっちゃうと苦労するだろうな。

サウンドトラックもいい。HAKASE-SUNが担当。元・フィッシュマンズだ。
フィッシュマンズの素晴らしさは以前にも書いたのでここでは繰り返さない。
フィッシュマンズの名曲「My Life」をMariMariが歌う。
挿入歌は、TICAの武田カオリが歌う「ANGEL」。
素晴らしく甘いポップス。
映画ではユリが早朝帰宅して服を脱いで、リビングでタバコをくゆらす
シーンでラジオから流れる。けだるさが曲の甘さとマッチしていて印象的なシーンだ。


「会えなければそれで終わるなんてそんなものじゃないだろう」
(映画終幕より)



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  • 2014.03.25 Tuesday
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  • 05:20
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