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  • 2014.03.25 Tuesday
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無力と焦燥。仕方がないこと。(その2)

以前の更新、「無力と焦燥。仕方がないこと。」の続き。


友人Y.Kの様子を見に行くだけのために
僕たち友人は、雨が降り出しそうな日曜の昼下がりに集まった。
T子、巨漢のK.R、スタイリストのI、後輩のT.S。
みんな社会人で、
そんなにちょくちょく一堂に会することも
できなくなったので
余計にこんなことじゃなくて、
飲みに行けたらな、なんて思う。

Y.Kのことがなかったら
ベッドにもぐり込んで、今日をやり過ごしただろう。

みんなの集合場所に横たわりながら
僕は馬鹿な話をして、
欝がぶり返して、を
繰り返す。
別に馬鹿な話は、僕がしたくてしてるのに
何か言うたび、スタミナが削られていく。

Y.Kは「15:30位だったら大丈夫」とのことなので
向かうことに決めたのはいいのだが
I谷の愛すべきミスジャッジで
集合場所から、わずか数分のY.Kの実家へ
15:10に向かってしまう。
時間をつぶすために遠回りをして
色々な風景を見る。
いちいち、目に映る物に皆が馬鹿で微笑ましくて
少しノスタルジックな会話をする。
まるで途中下車の旅みたいで。
本当にこんな用事じゃなくってこの面子だったら
どんなに素敵だろう。
そう思う。

実家に着いたらドレッドに喪服のY.Kが
出迎えてくれた。
笑顔に張りがない。当たり前だ。

今考えれば見なければよかったのかもしれない。
「まあ、顔でも見てやってくれよ」とY.Kが言うので
献花したあとに、僕たちは棺の中の彼の母親の顔を見た。

血色はないけれど
まるで眠っているかのような彼の母親の顔。
Y.Kが言うように、とてもきれいな顔をしていた。
僕は彼の母親と、格段親しかったわけではないが
少なくても今年の一月に、会話をしたはずだ。
命が終わるのはこんなにもあっけない。
あっけない命と、それを司る「カミサマ」とやらの意味を疑う。

帰り道に、自分の自殺念慮について思いをめぐらし
自然と僕は口数が少なくなった。
もし命があんなにもあっけないものならば、
(近しい家族が死んで僕が悲しくなるのは嫌だけれども)
苦しく、先も見えず、いつもギリギリの所で維持してきた
僕とその命を維持する意味を考える。
もし僕が死んだら家族は悲しむ。
「でもさ。本人がもし苦しいのなら」なんてこと、
そんなモヤモヤと形にならない思惟が、頭を巡る。
I谷の
「なんでお前(3amop)がションボリしてるんだよお」
の言葉に力なく笑う。


T子、K.R、I谷、後輩のT.Sの誘いを謝絶して
僕は先に自宅に戻った。
あおるウイスキーも気晴らしにならず
自殺に限定されない、「死」について
まとまらない思惟が僕に取り付く。
正直きつい。

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  • 2014.03.25 Tuesday
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