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  • 2014.03.25 Tuesday
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書評・「ベッドサイド」−たかだか「セックス」に横たわる男と女の差異

相も変わらず服用している、
薬の副作用か、はたまた鬱な深層心理のなせる業か、
「ガンダム」は大地に立つのだけど
「ビームライフル」が発射不可能な今の僕
読むには適当なのか、不適当なのか。


なにはともあれ、林あまりの「ベッドサイド」を読み返してみる。

ベッドサイド
それは男性から決して伺うことができない
「営み」への女性からみた視点。
不穏なほど挑戦的で、淫靡なウタの数々。


『いさかいの解決としてのセックスに
 からだがついていかない不幸』

『まず性器に手を伸ばされて
 悲しみがひときわ濃くなる秋の夕暮れ』

『心弱いときの交わり
 いつもより会話に支えられて果てる』
 
『満たされたからだは重たい
 プールから上がる水着の吸った水ほど』
 
『立て膝をゆっくり割ってくちづけるあなたを
 いつか生んだ気がする』
 
『ー目を閉じている時に見える色が美しくなければ
 抱かれてはいられないー』
 
『揉みしだく指より撫でさする指
 どうしても疲れた日に欲しいもの』
 
『喫煙の習慣はなく
 唇でくわえるということの非日常』

『右足をしずかにひらかせ首にかけ
 ピアニストの指芯に届きぬ』
 
『熟睡のひとの隣にすべりこむ
 わたしにも眠りを分けてください』
 
男が垣間見る「セックス」と
女性が垣間見る「セックス」は、
こんな巨大な距離があるなんてことを
短歌(僕には「短歌」の定義がよく分からない)で
語らしめる作品はほかにあるのだろうか。
すごく気になる。
たかだか、セックスひとつ取ってみても
こんなにも男と女の間には理解し得ない
世界がある。
それは、きっと悲しいことだ。

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  • 2014.03.25 Tuesday
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  • 23:46
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コメント
男女間の格差は結構激しいですよね……。

そんなあたしは同棲してるのにセックスレスです(泣笑)
>玻璃さん

いっそ、セックスレスの方が
お気楽かもなどと思う今日この頃です(涙)
やっぱ薬のせいかなー。
林あまりおすすめですよ。
  • 3amop
  • 2005/02/14 3:38 AM
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