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  • 2014.03.25 Tuesday
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無力と焦燥。仕方がないこと。

友人Y.Kの母親が亡くなった。突然に。


それを知ったのは、
昼過ぎの友人からの携帯へのメールだった。
その時点ではまだ、"そう(亡くなった)らしい"とだけしか
分かってなかった。Y.K本人がそれを知っているのかも。
別の友人から電話で情報を集める。
バタバタとやり取りされる
メールと電話。
通話中。パケット通信中。留守電。一分もおかずに再び鳴る携帯。

どうも本当らしい。
しかし、あくまで「ほぼ確定」レベル。
本人に電話することが躊躇われる。

ためらいつつの何回かの電話の後、
Y.K本人と話すことができた。

「おう。」
「今大丈夫か?」
「あ。大丈夫だよ。」
「あー。。。そのさー。あの。。」

大事なときに言葉は無力だ。
こんな時に、最適な言葉さえ出ない。

「ん。連絡行ったのか」
「。。ああ。大丈夫か。
「いやあ。。突然すぎてな。俺もまだ実感わいてないっつーか。」
「そうか・・・気を落とすなよ。すまんな。他に何て言えばいいのかさ。。」
「おう。。ありがとう。」
「みんな心配してんだよ。T子とかK.Rとか。」
「おう。ありがとう。」
「何かできることあるか?今、お前の周りにその旨を連絡して回ってるんだけど迷惑じゃない?」
「おーありがとう。いや正直そんなこと今やってらんない状況だからさ」

T子からメールが入った。

>まぢすか。そか。(略)その時間(告別式の時間)は行けないな。遅くまでやってるのかな。Y.Kは大丈夫だろうか。んー、こういう時どうすりゃいーの?>何もしなくていーのかな。

T子。巨漢のK.R。
僕の周りには優しい友人が多い。
僕が死んだらみんなそんな風にしてくれるのだろうか。
そんなことを考えて、僕は進歩もなく
ウイスキーを飲んだ。
こんな時には何もできないものだ。

にも
載せたのだけれども、そんな気分なので
もう一度引用する。

------------------------------------------

私が前触れもなく
ある日突然死んでしまったなら
あなたは悲しみに暮れては
毎晩 泣くでしょう。

2人で行くはずだった島と
夜景の綺麗な坂道
叶わぬ明日の地図を見て
自分を責めるでしょう。

骨埋める場所なんていらないわ
大事にしてたドレスも
写真立ても
ひとつ残らず焼いて

そして灰になった この体を
両手に抱いて 風に乗せて
あの海へと 返して下さい。

例えば何かがあって
意識さえ無い病人になって
あなたの口づけでも
目覚めないなら お願いよ

その腕で終わらせて
そらさずに最後の顔 焼き付けて
見開いた目を優しく伏せて

そして灰になった この体を
両手に抱いて 風に乗せて
あの海へと 返して下さい。

------------------------------------------
遺書。- Cocco

無力と焦燥。仕方がないこと。(その2)

以前の更新、「無力と焦燥。仕方がないこと。」の続き。


友人Y.Kの様子を見に行くだけのために
僕たち友人は、雨が降り出しそうな日曜の昼下がりに集まった。
T子、巨漢のK.R、スタイリストのI、後輩のT.S。
みんな社会人で、
そんなにちょくちょく一堂に会することも
できなくなったので
余計にこんなことじゃなくて、
飲みに行けたらな、なんて思う。

Y.Kのことがなかったら
ベッドにもぐり込んで、今日をやり過ごしただろう。

みんなの集合場所に横たわりながら
僕は馬鹿な話をして、
欝がぶり返して、を
繰り返す。
別に馬鹿な話は、僕がしたくてしてるのに
何か言うたび、スタミナが削られていく。

Y.Kは「15:30位だったら大丈夫」とのことなので
向かうことに決めたのはいいのだが
I谷の愛すべきミスジャッジで
集合場所から、わずか数分のY.Kの実家へ
15:10に向かってしまう。
時間をつぶすために遠回りをして
色々な風景を見る。
いちいち、目に映る物に皆が馬鹿で微笑ましくて
少しノスタルジックな会話をする。
まるで途中下車の旅みたいで。
本当にこんな用事じゃなくってこの面子だったら
どんなに素敵だろう。
そう思う。

実家に着いたらドレッドに喪服のY.Kが
出迎えてくれた。
笑顔に張りがない。当たり前だ。

今考えれば見なければよかったのかもしれない。
「まあ、顔でも見てやってくれよ」とY.Kが言うので
献花したあとに、僕たちは棺の中の彼の母親の顔を見た。

血色はないけれど
まるで眠っているかのような彼の母親の顔。
Y.Kが言うように、とてもきれいな顔をしていた。
僕は彼の母親と、格段親しかったわけではないが
少なくても今年の一月に、会話をしたはずだ。
命が終わるのはこんなにもあっけない。
あっけない命と、それを司る「カミサマ」とやらの意味を疑う。

帰り道に、自分の自殺念慮について思いをめぐらし
自然と僕は口数が少なくなった。
もし命があんなにもあっけないものならば、
(近しい家族が死んで僕が悲しくなるのは嫌だけれども)
苦しく、先も見えず、いつもギリギリの所で維持してきた
僕とその命を維持する意味を考える。
もし僕が死んだら家族は悲しむ。
「でもさ。本人がもし苦しいのなら」なんてこと、
そんなモヤモヤと形にならない思惟が、頭を巡る。
I谷の
「なんでお前(3amop)がションボリしてるんだよお」
の言葉に力なく笑う。


T子、K.R、I谷、後輩のT.Sの誘いを謝絶して
僕は先に自宅に戻った。
あおるウイスキーも気晴らしにならず
自殺に限定されない、「死」について
まとまらない思惟が僕に取り付く。
正直きつい。

目覚めたら昨日買ったウイスキーが半分に減っている怪。

幸いなことに一昨日の飲みの惨状がデジカメに残っていた。




Y,Kは楽しそうに笑っていた。よかったよかった。



巨漢にして好漢の、K.Rは僕を誘惑するつもりだったらしい。
無理無理無理無理無理。
霊長類ヒト科メスとしか寝れません。
あなたはどうみても熊です。


そして3amopはこの有様。



写っているビールの空き缶は
銭湯の帰りにコンビニで買ったのか?
大体、お前はいつも飲み過ぎだ。
ほぼアルコール依存症だぞ。

泥酔して、毎度呼び出す友人たちへの迷惑について

ちなみに、昨日の日本/バーレーン戦は、地元のバーで観戦した。


全然普段はサッカーに興味のない
ハードコア文科系なのだが
スポーツバーっぽい雰囲気はなかなか楽しかった。



酔っ払った僕らは、試合を決めたバーレーンのオウンゴールに
知らない人と歓声を上げながらハイタッチ。
しかし彼(オウンゴール決めたバーレーン選手)は
国に帰って無事だろうか。
昔、アルゼンチンで、オウンゴール決めた奴は
国に帰ったあとに熱狂的ファンに射殺されてたな。


僕は酔っ払うといつも、嬉しくなって
地元の皆を電話で呼び出してしまう。




深夜に友人にエスコートされて帰宅。


試練。もしくは不条理。

壊れたバイク(SR400)を駆って、地元の友人が集う教会に向かう。


(注:3amopは小さい頃に洗礼を受けたが、今は思うところあって
 滅多に日曜日に教会に行かない、いんちきクリスチャンです)

地元の後輩のT.Sが入院したので気がかりだったのだ。
彼の母親に会う。かなり彼女は参っていた。
彼は急性白血病だという。
血液の癌だ。
 
明日から抗がん剤の投与が始まるため、
免疫力が落ちて感染症にかかりやすくなる。
本当は落ち着いた頃に、行くのがいいのだが
彼の母親の了解を得たうえで
急遽、友人と連れ立って慶応病院に入院する彼の元へ
見舞いに行くことになる。
後輩の車に、心配した友人が詰め込まれ
信濃町に向かう。

病室の彼は、こちらを見て微笑んだ。
リンパ腺が腫れて呼吸を圧迫されるので
酸素吸入の管を鼻に付けていた。
極力馬鹿な話をして、気分を紛らわせようとする。
T.Sの彼女は泣きそうな顔をして笑っていた。

敬虔なクリスチャンであるT.Sの母親は
彼のために祈ってくれと言った。
僕らは順番に祈る。
僕の番だ。言葉に詰まる。
本当にカミサマとやらはいるのか。

正直彼と彼の家族が直面する今の状況が、何を意味するのか分からない。
もしこれがカミサマが与えた試練というなら
その意味は僕には分からない。
ただただ、彼と彼の家族がその試練を耐え抜くチカラをください。
そして一日も早く、彼の健康が回復して
また僕らといつものような日々を過ごせるように。

そんなことを僕は祈った。
また来るといって、僕らは病室を出た。
エレベータまで彼の母親と、彼の彼女が送ってくれた。
泣いている彼女を言葉は無力であることを
承知で慰める。
 
口数少なく僕らは車に乗り込む。
コトバは無力だ。

友人の苦難。サッカー。泥酔。カミサマの存在について。(その1)

後輩のT.Sの見舞いに、友人Y.Kと行くことにした。


昼下がりの商店街を、駅に向かいながら見舞いの品を探す。
 
プラモデル屋で足を止める僕。
 
「アリかな?」
「いやっ、アリだろっ。全然アリだろっ」とY.K。
 
機動戦士ガンダムの中で
後輩のT.Sが好きなモビルスーツは何か?という
28歳がする会話としては、相当頭痛がするテーマで
20分弱、あーでもないこーでもないと揉めに揉める。
候補は最弱のモビルスーツであるボールと



基本中の基本である、ザク。



結局、部品の数が多くて、よりT.Sの暇つぶしになるだろうということで
ザクに決定。Y.Kは箱が持ってポーズ↓。
 

 
慶応病院に向かう。
抗がん剤の投与が始まっているT.Sは、だるそうだった。
力なく、ベッドに横たわっている。
彼に包装されたプラモデルを渡す。
「何だと思う?」と僕。
「ガンプラ(ガンダムのプラモデル)でしょ?」
勘がいい奴だ。
 
ちなみに彼の好きなモビルスーツはギャンだった。意外だ。


 
散々、馬鹿な話をしてT.Sの気が紛れるようにする。
当然僕が、買ったばかりのバイクでしかも家を出てすぐの
何でもない坂で事故ったことも、先に来ていた後輩M.Kによって
ネタにされる。
なんでもいい。T.Sが笑えば。
 
 
また来るよと言って、T.Sの病室を出る。
ショッキングなことを後輩M.Kから聞く。
T.Sは急性骨髄性白血病だけではなく、
悪性リンパ腫も併発しいるというのだ。
本人は「命に別状はない」というが、これは相当シビアな戦いだ。
知人を似たような病気で多く亡くしているY.Kは、
言葉少なになる。
後輩M.Kと別れた、僕とY.Kは電車の中で会話を交わすのも難しくなる。

友人の苦難。サッカー。泥酔。カミサマの存在について。(その2)

後輩のT.Sの見舞いの帰り、友人Y.Kと僕は気分が落ち込む。


地元のバーでサッカー・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の
日本対北朝鮮戦を、二人で観る事にした。
バンコクでの無観客試合。
ボールを蹴る音が生々しい。
 

 
不完全燃焼の前半。勝ってくれ。この場を盛り上げてくれ。騒ぎたいんだ。忘れたいんだ。
T.Sの見舞いによる、この感情のやり場を。
 
後半。日本は柳沢が後半28分に先制ゴール。
湧き上がる店内。
歓声。ハイタッチ。
ニッポン!ニッポン!ニッポン!ニッポン!
知らない人たちと手を握り合う。
試合終了間際にも大黒が追加点。
再び湧き上がる店内。
歓声。ハイタッチ。
ニッポン!ニッポン!ニッポン!ニッポン!
 
 
試合が終わった後、いつもの適度な喧騒に戻った
店内で、話の内容は誰ともなく
後輩のT.Sの話になる。僕は泥酔する。
そして、Y.Kに言う。
「カミサマとやらはいるのか?」と。
もし「カミサマ」とやらが人間を作ったなら
何故、T.Sにこんなにも苦難を与える?
意図があってそんなことをするのなら
「カミサマ」とやらは一体何を考えていやがる?
「試練」だなんて偽善的なコトバなんて糞くらえだ。
意図がなくてこんなことになるのなら、何が全能なる神だ。
(一応)クリスチャンである、僕とY.Kは答えのない議論を続ける。
 
飲み過ぎる。吐く。
でもまたテーブルに戻る。
Y.Kの知人である、フセインと名乗る中東系の男性が
会話に参加する。もちろんイスラム教徒だ。
彼曰く、イスラムでは
カミサマを感じることができる「しゃりあーて」と呼ばれる人間と
感じることができない「まりふぁーと」に別れる。
本当に君が神の存在と意図を知りたいのなら、
「しゃりあーて」となるしかない。
 
「まりふぁーと」たる僕やT.Sは、ただ「カミサマ」とやらの
意思に振り回される訳か。
納得はする。するけど。
 
夜中三時。バーを出て
「道楽」というラーメン屋に行く。



僕はニンニクを入れすぎた。
 
明け方に帰宅すると、思考遊戯氏と
メッセンジャーで会話

 
思考遊戯 の発言 :
俺はさ
思考遊戯 の発言 :
神がどんな奴か
思考遊戯 の発言 :
知ってるぜ
3amop の発言 :
教えてくれ
思考遊戯 の発言 :
ドラゴンボールのまんまでさ
思考遊戯 の発言 :
普通にピッコロみたいな奴が
思考遊戯 の発言 :
俺らが子供の頃、虫かごでカマキリを飼ってたみたいに
思考遊戯 の発言 :
俺等を飼ってるのさ
思考遊戯 の発言 :
夫婦喧嘩とかして機嫌が悪いと虫かごを指で弾いて
思考遊戯 の発言 :
大地震
思考遊戯 の発言 :
で、気まぐれでカマキリの腕をもいだり
思考遊戯 の発言 :
子供ってするじゃん
思考遊戯 の発言 :
そういうノリで病人やら理不尽な事が発生するのだ
思考遊戯 の発言 :
触覚抜いてやろー
思考遊戯 の発言 :
ってな具合に。
3amop の発言 :
最低だ。神って。
思考遊戯 の発言 :
だって、俺等も最低じゃんw
思考遊戯 の発言 :
神に期待しすぎちゃ駄目だ
 
 
ありがとう。

Googleの功罪と友人の転職と、あと僕が平和でありますように。

友人S.Rからメッセンジャー。



>今日から仕事に逝ってきたよSEと言う名の雑務課に
>懲役30年予定報告まで

おめでとう。

しかし電話してみると、
奴はこのサイトの存在を検索して知っていやがった。
何故だ。Googleの馬鹿。
耳まで赤くなる。

友人S.Rは、言う。
「おう。中小企業診断士受けるだって?グエッヘッヘッヘ。
 難しいぞあの試験。」(多少脚色)

。。。。しかもケツをかきながら
僕のPCをローカルでハックしやがる・・・・・・・。
それだけは勘弁してくれ・・・。

明け方までの答えのないハナシ

二十三時から飲み出す。


友人Y.Kと知人のM君と一緒に。
どうしても話題は、病魔と闘う後輩のT.Sの話になる。
カミサマ。キボウ。俺ラハ何ヲシテアゲラレルカ?
答えのない議論。



外が明るくなる。朝の五時だ。

届く先すら分からない「祈り」

僕は、普段ろくに礼拝にも出ない偽クリスチャン。


個人的には、「カミサマ」なんてホントにいるのかとすら考えている。
しかし今日は、併発した急性白血病と悪性リンパ腫を相手に
闘っている後輩のT.Sのために
祈りを捧げる集まりがある。
昨日から調子の悪い愛車(SR400)
その集まりに行くためには、始動してくれた。
 
T.Sの人柄だろう。
多くの人間が集まった。
司会の女性が僕に、参加者を代表して祈ってくれという。
僕は今の心情をありのままに祈る。

 カミサマ。
 T.Sが今直面してる病魔が、(カミサマが与えた)
「試練」だとか「恵み」だとかなんて、
 正直言って分かりません。(正直、怒りすら覚えます)
 ただ、彼と彼の家族を支えてください。強めてください。
 そして僕たちに彼と彼の家族に対して何ができるかを
 教えてください。
 僕はT.Sと、また以前のように遊んだり、飲んだりすることができる日が
 来ることを望んでいます。
 その日が一日も早く来るように、カミサマ、あなたに祈ります。
 
そのあと、参加した多くの人間の前で
お見舞金の提案をした。
嗚咽するT.Sの母親。
 
感染症を防ぐための、個室ベッド代だって
相当の負担だろう。T.Sも家族に対して
それが一番気掛かりに違いない。
 
今、多分僕らはそれぐらいしかできない。

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