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  • 2014.03.25 Tuesday
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新潟・転地療養・教習料33万

このままじゃ、休みを持て余すに決まってる。


買っただけで積み上げられた本。
絶え間なく生産する空のウイスキーボトル。
吸殻で一杯の灰皿。
誘われるがままに飲みに行き
欲望のままに酔いつぶれる。
休みが終わりかける頃に、何もしていない自分に
心の底まで落ち込む。
そんな一ヵ月後が目に浮かぶ。

普通免許と普通二輪免許を取りに
新潟関屋自動車学校へ合宿に行くことを決めた。最短で23日間。

自分では転地療養のつもりなのだが、さあどうなるか。
読みたくても読む気になれなかった本を抱えて
2/10に出発。

出発@二日酔い

夜更かしして駄文を書いていたせいで、朝寝坊。


猛ダッシュで東京駅へ。
荷物を抱えて、8:44発MAXとき309号に飛び乗る。
朝食も食べる時間もなかった。
教習所を新潟にしたことを強烈に後悔。
思わず、車中でビールを一缶。



終点新潟駅越後線に乗り換えて
集合場所の関屋駅改札に降りたら、

お年寄り2名
女性2名
小汚い加藤晴彦10数名がそこに居た。

帰りたい。。。。。。


教程一回目@激欝

小汚い加藤晴彦10数名に囲まれて、送迎バスで移送。


息つく暇もなく学科へ。
見た目どおりの団体行動に不向きな方々の中で
小動物のように身をすくめる僕。
なぜ君たちは人を見るとき、ややメンチ切り気味なんだ。
教程第一段階「運転者の心得」。

うわー。プチ学級崩壊だ。
ガムを噛むことを4回注意されても止めない20歳。
爆睡する小僧。(十代後半)
机上に置く携帯。間髪を置かずに教官から注意。
いきなり教習所校長からの呼び出し&注意かよ。
若いっていい。
でもなりたくない。

この器のでかい、小汚い
加藤晴彦10数名に囲まれて約20日を過ごすかと思うと
こめかみを襲う偏頭痛。

初日構内運転

教官がいきなりホワイトボードに書き出す。


●MT車の駐車ギア
上り坂=ロー(前進)ギア

下り
=R(後退ギア)
平地

●AT車はどこでもP。




は?
??????????
だからなんだ。今日明日で関係ある事柄じゃないだろう。
訳もわからないまま教室で待機。




十数分後。
「×××様(3amoのp本名)、×××様、受付カウンターまで至急おいでください。」
泡を食って駆け出す僕。
受付カウンターでは初老の教官が、熟練の笑顔で僕を迎えてくれた。

「さ。君は構内で運転だから」

渡されたカリキュラム表を、誤って解釈していたので
次も座学だと思っていた。
テンパってうろたえる。

まず、カリキュラム表を勘違いしていた僕が悪い。それは認める。
でも、初日数時間経過なのに、構内を実際に運転できると思う方がおかしいだろう。
ガクガク震える足。(((((((( ;°Д°)))))))
声もまともに出ない。(((((((((((( ;°Д°)))))))))))
ああ。頓服が欲しい。
しかも相手の教官は、訛りが強くて言わんとしている意図が7割程度しか伝わらない。

訳も分からず運転席に座って指示に従う。

.ラッチペダルを踏む。ギアがニュートラルであることを確かめる。
▲ーでエンジンをかける。

1βでブレーキペダルを踏んだまま
 クラッチペダルを踏み込む。

■    ■    □
クラッチ ブレーキ アクセル

ぅアを「ロー(または「1」)」に入れる。

ゥ魯鵐疋屮譟璽を下まで戻して、解除する。

Ρβをブレーキペダルから離し、アクセルペダルをかすかに踏む。

■    □    ■
クラッチ ブレーキ アクセル

Дラッチペダルを半クラッチにする。

◆    □    ■
クラッチ ブレーキ アクセル

Дラッチペダルをさらに戻し(半クラッチ→開放)、アクセルを徐々に踏む。


ハシッタ━━━━━━(°∀°)━━━━━━━!!

怖い。まじで怖い。こんな1tの鉄の塊を操作していることに
恐怖を覚える。


□    □    ■
クラッチ ブレーキ アクセル

「じゃあ、クルマを止めてみましょう」
無慈悲に紳士的に、百万ドルのスマイルで教官が指示する。
予習してないし。分からないし。ああああああああ(rya

 ̄βをアクセルから離し、(エンジンブレーキが聞きだす状態?)
 ブレーキを踏む。

□    ◆    □
クラッチ ブレーキ アクセル

速度が遅くなったら、右足でブレーキを踏んだまま
 素早く左足でクラッチをマジで踏み込む。
 じゃないと、エンスト。
うまくいくと、エンジンが動いているまま停止できる。
 
■    ◆    □
クラッチ ブレーキ アクセル

D篁濔態

■    ■    □
クラッチ ブレーキ アクセル

息も絶え絶えで、構内教習一回目を終える。
偉いよ。クルマ運転できる人は偉いよ。
機械と一体化してるよ。

震える膝が止まる暇もなく
また構内運転教習。
次は、あの謎のギアチェンジにチャレンジだ。
勘弁してくれ。。。。。。。

.▲セルペダルを踏んで、ギアチェンジに必要な速度にまであげる。

(始動までは略)
□    □    ■
クラッチ ブレーキ アクセル

▲ラッチを踏み込んで、同時にアクセルを戻す。

■    □    □
クラッチ ブレーキ アクセル

ギアをチェンジ。ロー(または「1」)から2(セカンドへ)。
ギアを左に寄せる。寄せたことを確認してから下に下ろす。
ガチャン。ガチャン。
緊張のあまり、乱暴にギアを変えたら
教官にたしなめられる。
「彼女の手と同じでね。乱暴にしちゃだめ。」
ベタですねという余計な一言をグッとこらえて会社員的愛想笑い。

クラッチを戻す。ここで半クラッチを意識する必要はないがゆっくり。

◆    □    □
クラッチ ブレーキ アクセル

ぅ▲セルを踏む

□    □    ■
クラッチ ブレーキ アクセル
 
ス・スピードあがった。

間違いない。今教習所の外に出たら3秒で死ぬ。

2日目の息抜きその1@信濃川

E8BE7Hsh0005_I.jpg

教習の空き時間に自転車で抜け出す。


今日の新潟は死ぬほど寒い。
クラッチ踏み過ぎで強張った足に染みる。

免許二日目@MT車

別に友達をつくりに来たわけでもないのでいいんですが。。。


小汚い加藤晴彦軍団に囲まれた無言の行は続く。
タバコを吸いにいけば
もうそこは場末のゲームセンターのような
面々が
「ザッケンナ」
「マジデ?」
「アリエネエカラ」
「ヤレルヤレルッテ」
「コロスゾオラ」
と、のたまい合う紳士の社交場。
僕さえここに居なければ
たとえ、戦術核が投下されても一向に頓着しないのだが
そういう訳にもいかない。
小汚い加藤晴彦は、私語禁止の自習室にも沸く。
ヒトリニナリタヒ。
ヒトリニナリタヒ。
ヒトリニナリタヒ。ヒトリニ(略)
まさにここはアニマルランド。



相方には、「浮気しないでね」とありがちな釘を刺されたが、安心しろ。
それはない。
女の子も
ヤンキーか、もしくはギャルかの、
聞こえない周波数で、悲鳴を上げたくなる二者選択。
希少種の文科系女の子は、
分厚い透明のバリアを張って
その場に居ないかのごとく気配を消す。
僕もそれに倣う。

今日は朝一で構内MT車講習。
とにかくまともに会話が成り立つオトナと
会えるのがうれしくて
嬉々として、教習車の助手席で待機。


ブレーキ踏んでクラッチ踏む
|              |
↓              |
エンジン動作中  クラッチ離して
↓          アクセル踏む
ギアを1速に戻す     ↑
|              |
|              |
|             ギアを2速に
|              ↑
|             クラッチを踏んで
|             アクセル離す
|               ↑
|              |
↓----------------------→ START。半クラッチ・アクセル

を繰り返す。

。。。。足が三本欲しい。。。。

2日目の息抜き@その2パチンコ屋

教習の空き時間にパチンコを打つ。期限付き無職を満喫。



懐かしの名機(と勝手に思っている)「ファインプレー」という羽根物
と呼ばれる種類の台を見つける。
もう都内では見かけることがなかなかできない機種だ。



出会うのは数年ぶりだ。
大学時代は悪友と、
本厚木の場末過ぎて釘の調整もサボりがちな
パチンコ屋で、肩こりをものともせずアホウのように打ったものだ。
その本厚木の店ではよくレコード代を稼がせて頂いた。

懐かしさのあまり、打つ。
3000円負ける。

念のため書いておくが、平台
(CR機と異なり、プリペードカードを使わず500円玉をちょびちょび入れる非常に庶民的なパチンコ機)
で、3000円負けるのはアホウだ。

帰り道で看板を見つける。
地方に行くとよく見かけるなあ。




二日目@初二輪

今日の最終時限。4月の新潟18:50。


もう真っ暗だ。寒い。身を切る。
煌々と野外証明が灯る。
うなる排気音。教官のマイクでの割れた指示。

いよいよ初自動二輪だ。
集合場所で教官の言われるがままに
肘と膝にプロテクタを装着し、
その上にウインドブレーカを着て、
さらに腹と背中を守るプロテクタを着用。
ゼッケン付けて、ヘルメット。ブーツを履く。
心臓バクバク。深呼吸、深呼吸。

例によって例のごとく
いきなりバイクの前に立たされる。
センタースタンドを戻すために前に押す。
とたんにHONDAの400ccの重量
約110kgが全身にかかる。
僕の体重のちょうど二倍。
たまらずふらついて倒してしまう。

起こそうとする教官。
「自分でします」と僕。
起こせるかどうか、ここに至るまで自信がなかったので
珍しく積極的。

ハンガーと呼ばれる側面にある取っ手と、
ハンドルを持って腰を入れる。
起こそうとする横方向に進むように。

ぴくりともしない。
さらに腰を入れる。
あ。HONDAさん寝返りを打った。
さらに渾身の力を込めて腰を入れる。
嫌々、HONDAさんは立ち上がった。
この時点で、肩で息をする僕。
両足がガクガクと震える。
パニック障害?
違うと自分に言い聞かして再度深呼吸。

バイクは左足でギアを操作する。
残念ながら、僕の足首はそんなに器用にできていない。
チェンジペダルに遊ばれる。
車と違って、ギアの状態を目で確かめられないのが
厳しい。
いま自分が、何速に入っているかもわからない。

ゆっくりクラッチを半クラッチの状態から
オープンにする。
下半身はタンクに密着させて
締める感じで。
上半身はだらけて、タンクにもたれる感じで。
手首はハンドルを押さえる感じで曲げて。

「じゃあギアをロウのまま構内を一周しよう。絶対アクセル吹かすなよ。」
教官のイノセントで無慈悲な声。
できねえよ〜〜〜〜。

徐々にクラッチを開放する。
動いた。動いた!

正直感動した。
面白い、でも怖い。面白い、でも怖い。
面白い、でも怖い。面白い、でも怖い。
面白い、でも怖い。面白い、でも怖い。
面白い、でも怖い。面白い、でも怖い。
面白い、でも怖い。面白い、でも怖い。

しかし、最後までブレーキペダルの位置が分からず
ハンドル右の、あまり使ってはいけないとされているらしい
ブレーキレバーのみで減速していた。
足に目が欲しい。

バイクから降りてブーツを脱いだ瞬間
右足がこむら返りをおこして悶絶する。
これが、乗車中なら死んでいる。
ゾッとする。

ホテルに帰って会社のメールを受信すると
部長からメールが来ていた。

●●●(部長本名)です。

おおーー!!
今日、ちょうど××(3amop本名)は元気かなーと飯食いながら考えてたよ(笑)。
元気そうでなによりだ。

免許、10日からって昨日からやん。いいっすね〜!
くれぐれも怪我とか注意してねん。
ところで車の免許も一緒に取るのね。ま、いい機会だしな。

ところで免許とったらツーリングに行こうぜ。
俺も今週末に新しいバイクを納車する予定だし。
免許とってバイクとか車を選んでるときが一番幸せかもな(笑)。

バイク雑誌は買い捲ってるから、戻ってきたらいつでも廻してやるよん(笑)。

なんか困ったこととかあったら遠慮なく連絡してくれい。

> ご無沙汰しております。
> ××(3amop本名)です。
>
> (病状回復に寄与するかは賭けですが)
> 4/10から新潟において
> 免許合宿(普通四輪・自動二輪)に参加しております。
> 事後報告で申し訳ありません。
> 携帯は通じますので
> 緊急の際はお願いします。


いきなり大阪弁か。
ある意味でここに居るのは
あんたに精神的に追い込まれたせいも、一因なんだが。
。。。まあ、いいや。

三日目・MT教習「左のカーブのときはねえ、自分が歩く感覚で道路の中央に合わせるんだよお」

朝8:50に教習開始。考えてみれば普段の出勤時間より早い。マジかよ。


 
今日の教官は
タクシー運転手然(パチンコ屋でサボってそうな)とした
初老の男性。
 
「今日はね、左カーブするから」
 
そういえば昨日までは右カーブで延々、構内を回っていた。
そうか。車を操るには左カーブが必要だ。
迂闊だった。
確か右カーブは、アクセルペダルの延長線上が
右車輪の通る位置だった。
左カーブは???
確か、左車輪の通る位置は、ボンネット中心だったから
それにあわせればいいのか??

「駄〜目。駄〜目。駄目。そうじゃない違うでしょ。」
教官に言われて、釈然としない僕。
車の幅(約1.7m)と道路の幅の数値を並べて
これじゃ歩行者巻き込むよお、
90cm空けるんだよと、教官は言う。
リアル文系の僕は数字を出されると
フリーズする。
一旦、車を降ろされ、車線内の真ん中を
歩かされる。
歩行者の気持ちになれという。

どうも、車は基本的に左側通行であるが
更に道路の左側には、歩行者が居る。
あんまり、左側ギリギリを曲がると
歩行者を巻き込んでしまうので
少し余裕を取らなければいけないというのが
この教習の趣旨らしい。

前々から感じていたが
言われた事をそのままするということが、僕にはすぐにはできない。
一旦、頭の中で咀嚼して「つまり、□□□ってことですね」という
自分なりの解釈が出てこないと一歩も動けない。
仕事もそうだ。
よく、自分なりの解釈を導き出すまでに
上司はヤキモキしたり、相手によっては怒鳴ったりされた。
多分、あまり柔軟性がない。欝だ。
 
咀嚼。咀嚼。咀嚼。解釈。解釈。解釈。解釈。言語化。

「つまり、自分の頭部が道路の中心をなぞる感じで、曲がればいいんですね?」
「そうそそうそう。そういうこと。分かった?じゃもう一度。」

視点を次に自分が通過するポイントを
置くことを注意される。
カーブ入り口・カーブの弧・カーブ出口。
そしてハンドルをすばやく戻す。

ハンドルさばきにやたらとケチをつけられる。
曲がる方向の手を離す
離した手を交差して、曲がる方向の外側のハンドル
(時計でいえば10時か3時の位置)を握る。
僕は緊張屋さん(相方談)なので、矢継ぎ早にカツカツ言われると
パニクる。
エンスト。エンスト。エンスト。

シートとペダルそしてハンドルが据えられた
寒々しいプレハブ小屋に連れて行かれて
空き時間に練習するように言われる。
イメクラみたいだ。

また「ファインプレー」を打つ。

だから、教習時間に変な間隔を置かないでスケジューリングしてくれよ。


 
ついつい、パチンコ屋で「ファインプレー」を打ってしまうじゃないか。



しかし、単純ながら本当によくできた機種だなあ。
はまっちゃうなあ。
学生みたいな自堕落生活万歳。

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